生産年齢人口と経済

団塊世代の住宅購入は、彼らが40歳を超え終わった90年くらいまでには一段落してしまい、「景気」も90年3月あたりをピークに下降に転じます。

その後もしばらくは、段階に比べれば数の少ない50年代前半生れが、団塊世代の作ったトレンドが続くと勘違いしてさらなる遠郊外に今から考えると法外な価格で住宅を買うという流れは続くのですけえども、92年くらいになると土地バブルの崩壊は誰の目にも明らかになって来ます。

にもかかわらず、日本の小売販売額は96年まで個人所得は98年まで増え続けました。この理由は数の多い団塊ジュニアの方々が、特に96-97年度の間に一斉に就職し、就業者の総数が大きく増加したからです。

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当時の経済状況からして、90年代半ばは就職氷河期だったことは間違いありません。確かに国勢調査を見ると、90年10月→95年10月の5年間に、日本の完全失業者は191万人→288万人と字数で98万人、率で1.5倍も増加しています。

国内のどの議論を見ても、これは「バブル崩壊」という景気上の現象がもたらしたものであると語られています。でも誰か一人でも、同じ「バブル崩壊期の90年代前半に就業者数の実数が246万人増えていた」という事実をチェックした人はいなかったのでしょうか。

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